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法人設立のメリット <<<

会社の種類の選択

形態

形態 意義 責任
株式会社 投資家が金銭等を出資し、経営を出資者で
選んだ者に任せる会社です。
有限責任
合同会社 金銭を出資した投資家だけで構成する
会社です。原則として投資家たちで経営します。
有限責任
※『無限責任』とは、構成員が、会社の債務を無制限に負うことを言います。
これに対して、『有限責任』とは、出資者は出資した金額の範囲内で
責任を負うことを言います。
※有限会社は現在設立することができません。

選択のポイント

合同会社は、経営内容を自由に定めることができます。
起業家にとっては魅力的な会社だと言えます。
しかし、合同会社は社会的に知名度が低く、取引相手によっては敬遠されるおそれがあります。
そのため、外部から融資を受けにくい面があります。
また、いったん出資すると経営にある程度参加しなければならないため、
出資者を集めにくい構造だと言われています。
これに対して、株式会社は、歴史が長く、社会的信用力があります。
また、資金調達しやすい構造となっています。
しかし、合同会社ほど経営の自由はなく、会社法の一定のルールに従い
経営しなければなりません。
従って、社会的信用力・資金調達力を重視して会社を大きくすることをお考えの場合には
株式会社を、経営の自由を重視してご自分の方針に合った会社作りをお考えの場合には
合同会社をお薦めします。
ただし、いったん設立しても、後の移行は可能です。
つまり株式会社を設立しても合同会社へ移行できるし、合同会社を設立しても株式会社へ移行できるのです。
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